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クラミジアは性器だけではなく喉にも感染する厄介な病気!

クラミジアは性感染症のひとつなので、性器や泌尿器の病気と思っている人が少なくありません。クラミジア菌は性行為を通して性器や尿道の粘膜に感染して炎症を起こしますが、喉(のど)の粘膜にも感染して炎症を起こす場合もあります。病原菌が喉の粘膜に感染した場合でも、オーラルセックスやディープキスなどを通して他の人にうつしてしまう危険性があるので注意が必要です。この感染症の菌が喉の粘膜に感染した状態を放置すると、病原菌を含む唾液などが付着した手で目をこするなどして目の粘膜に感染して結膜炎を起こす危険性もあります。

コンドームを着用しないでオーラルセックスをすると、クラミジア菌がのどの粘膜に感染する恐れがあります。喉の粘膜に病原菌が感染してもすぐに発症する訳ではありませんが、免疫力が弱くなっていたり風邪やインフルエンザに罹った時に扁桃炎を起こしやすくなります。免疫力が回復すれば扁桃炎は治りますが、病原菌に感染した状態が続きます。このため、頻繁に扁桃炎を発症したり他の人にうつしてしまう危険性があります。

扁桃炎を発症して耳鼻科などで受診しても、クラミジア菌が原因であると気づかずに雑菌と判断されてペニシリン系の抗菌薬が処方される場合が少なくありません。一時的に炎症は収まりますが、病原体は残留しているので慢性的に扁桃炎を起こす恐れがあります。

クラミジア菌が喉の粘膜に感染してしまった場合は強力な抗菌薬を服用する必要があり、性器の場合と比べて治療期間が約2倍に延びてしまうので非常に厄介です。性器クラミジアであればジスロマックを1回服用するだけで高い確率で完治させることができますが、喉(のど)の粘膜に感染した場合はジスロマックを服用しても完治させることができません。病原体を完全に死滅させて完治させるためには、2週間にわたりクラビット錠を服用する必要があります。

性器クラミジアの患者は、喉の粘膜にも病原菌が感染しているケースが多いことが知られています。性器クラミジアの感染者で男性であれば約1割、女性であれば約2割が喉の粘膜からも病原体が検出されています。仮にジスロマック(アジスロマイシン錠)を服用して性器の症状を完治させたとしても、喉の粘膜に病原体が感染している可能性があるので注意が必要です。病院に行かないで自分でクラミジアを治療する場合は、ジスロマック錠とクラビット錠の2種類の抗菌薬を備えておくことができるでしょう。